命は不変の存在ですから、命の存在を信じた者は揺らがないのです。だから私の心は揺らがないではないですか。命という存在をだんだん分かると、心が揺らがない不動の人間になってくるのです。この世の利では動かないのです。正義の為なら動くのです。だって命は正義その方だから。だから学校の教育基本法には、「真理と正義を希求せよ」と書いてありませんか。書いてあるでしょう。真理＝正義です。だから真理を学びだすと素晴らしい人間になってくるのです。そうして素晴らしい方が社会に増えていけば素晴らしい国になるではないですか。

命の力の働く人と、働かない人がいるのです。「この世はお金、仕事、男性・女性、家族が一番」という人には、命の力が全然働かないのです。今日まで、あなたの人間の力で生きてきたのです。白い心があることを知らなかったのです。この白い心は命とか見えないものを信じる心。損得、善悪を通り越した心。私は命の存在を信じていました。道徳を信じていました。私は実は白い心だったのです。だから白い心でしたから、何をやっても命の力で成功させてもらっていたのです。

疑うという事、それは正義の心が少ないからでしょう。私は人を疑う事をしないのです。まず信じる事から始めるのです。信じるから信じていただけるのではないですか。あなた達はなぜすぐ疑うのですか。それは親の教えが間違ったからでしょう。私は人を信じるのです。信じたら信じてもらえます。家は貧乏でしたけれど、信じてもらったからここまで来れたのです。そういう教えです。人を認めてあげる。信じてあげる。正義の話をしているのです。

私自身が本当に人から認められるような経営者にならなければ、人は参加しないではありませんか。努力しました。ただノウハウは持っています。商品を販売するのではない、お客様は人格を買って下さるのだと、人間を買って下さるのだというのは私の考え方です。物を買ってくださるのではない。私という人間を信じて買って下さるのだ。人格が悪かったら、あとでしまったと思いなさるではありませんか。良い買い物をしたと仰るのも、やはり私たちの人間性ではありませんか。だからアフターとかそういうことも大事だろうと私は思います。

正義とは、まず一番に約束を守る事。お金の約束。これは大事です。時間の約束、これも大切です。それから他人との約束を守らないといけません。現在は約束を破る方が多いです。正義とはまず約束を守ることです。だから私は、父親の姿を見ているから約束を守るのです。サラリーマンになって、上場企業でしたが、たった２年半で〇〇億のお金と小切手と、そして金庫を預けて下さいました。これは信用ではありませんか。信用の大切さ。これがまず正義の１つです。この正義が日本に欠けてきているのではありませんか。