私の母は小学6年までしか学校へはいっていません。ですが当時の母親は全部、道徳や命の存在や人間性の大切さといったこと学んでいたのです。それを教えるのが母親の価値観でした。だから母の教えが間違うと国が滅びると我々は学んだのです。道徳が衰えると国が衰えると学んだのです。道徳がなくなると国が滅びる。それが我々の小学時代の教えだったのです。では、今道徳が衰えていますから国はどうなっていますか。

こちらのページでは衣川晃弘大先生の御講演の内容を
抜粋して掲載させて頂いております。
2018年2月18日 ベストグループ 関東見聞会
『道徳が衰える』
2018年2月18日 ベストグループ 関東見聞会
『勇気があったら生きる』
今、心を病まれる方がたくさんお見えになります。この世の中の様々な出来事に、心がついていけないのでしょう。人間関係についていけないんじゃないでしょうか。当時の我々は、そのように病まれる方は少なかったのです。戦後の親の教えは、「死ぬ勇気があったら生きるんやで。」という教えでした。だから、「生きる事は確かに大変やで。けれども生きるんやで。」というのが当時の母の教えでした。
2018年2月18日 ベストグループ 関東見聞会
『母親の教え』
その当時は戦後でしたので、最初に命がどんなに尊いかという教えを、全国のほとんどの母親はしていました。記憶のある方もおられると思います。そして、その次に人間性の大切さを教えて下さいました。人との関わり方、どうあるべきか。本当に当時の母親は教えたのです。そして、その次に教えてくれたのが真理という言葉を教えてくれました。真理を知らずして人あらず。戦後の母はそのように教えたのです。真理を知らずして人ではない。それが当時の母親の教えだったんです。
2018年2月18日 ベストグループ 関東見聞会
『道徳を教える』
学校でも道徳教育がされるようになっています。私達の頃は、小学中学では道徳は学んでいませんでした。学校では教えませんでした。でも私達は、人との関わり方とか命の尊さとか、人間性が一番大事だとか、そういうことを親から教えられて大きくなりました。今の方々は、学校の先生も、親が教えていないからご存知ではない方が多いかもしれません。だから仕方なく、国が道徳を教えるようになったのです。私達の頃は、それは親が教える事でした。
2018年10月24日 ベストグループ 沖縄見聞会
『日本の人の心根』
真理を知る為に人は生まれたんだよ、と教えられていたのです。だから日本人はそう思っていたので、人を恨まない憎まないというのは日本の人の心根なんです。された事を、いつまでも思ってはいけない。恨みは捨てなさい。憎しみは捨てなさい。これが日本人の言葉なんです。
見聞会御講話集を纏めた書籍「21世紀を幸せに生きる」の販売も行っております。
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