【一所懸命に働く親の姿を見て、恩返しをしたいと思いました】
私は終戦直前に生まれ、終戦後の本当に大変な時期に育ちました。父親は人は善いのですが、酒を飲んだら人格が豹変しました。母を殴る蹴るをして、仕事も上手くいきませんでした。だから家は貧乏で食べられないこともありました。高校までに40回以上、夜逃げの経験もしています。そういう家庭環境の中でも、石屋として汗をかいて一所懸命に働く父の姿と、横で石塔を磨く母の姿を見た時に、私は親に恩返しをしたいと思いました。だから、私は31歳から30万円(今で言えば150万円)の仕送りを始めて、両親とも亡くなるまで面倒を見させていただいたのです。
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