大先生御講話集

2018年(平成30年)5月27日 ベストグループ関東見聞会①

皆様、おはようございます。私は今までに何十万人の方に会ってきましたが、道徳や見えない命の存在を否定する方が多いです。道徳や命は目に見えませんが、その方の人間性の在り方や生き方が道徳でしょう。今、その道徳や命を否定する方が多いです。ベストグループを創らせて頂いて二十五年、事業をさせて頂いて四十六年になります。

私は昔から何をやっても成功させて頂いたとしたら、無限の可能性への挑戦をしてきたのです。今の方々は、自分の小さな殻の中で生きて、その殻を破ろうと努力しない方がとても多いように思います。小さな枠に捕らわれて、その枠の中で「できない、できない」という方が多いのです。あなた方は無限の能力があることを知っていないのです。(その無限の能力は、命という存在です。)

事業家時代、私も「成功したい」と思い、ナポレオン・ヒルやデール・カーネギー、ワシントン、マーフィーなど、成功者と言われる色々な方の勉強をしてきました。この方々に共通していることは、見えない存在を認めているということでした。三十五歳で二つ目の会社を創らせて頂いた時、マーフィーの黄金率やナポレオン・ヒルの成功哲学について勉強したことがあります。

アメリカの百年前の成功者たちは、成功して巨億のもの凄いお金を貯めたけれど、お金ではなく、自分の中にどれだけの能力が眠っているかという、無限の可能性への挑戦をしたからです。「人生とは挑戦だ」というのが、私の好きな言葉でした。ですから私も、色々な挑戦をしてきたのです。

一人から会社を始めましたが、飛び込み訪問販売をたった四年で、五十億円の販売をさせて下さいました。可能性への挑戦をずっとしてきました。資本金は一千万円で、無借金経営をさせて頂きました。それは一人でできるわけがないのです。一人でそんな能力がどこにあるのですか。だから「社会や人類のお役に立ちたい」という同じ目標を持った人達と一緒に達成させて頂いたのです。

一人から始めた会社が、一年で千名、二年で三千名、三年で四千名、四年で五千四百名の方々が働いて下さいました。当時、「私は何の能力もありません」と皆に言いました。目標はただ一つでした。「日本の役に立ちたい。人類のために役に立つ人生を終えたい」という目的を掲げました。そこにたくさんの方が集まって、働いて下さいました。

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